福山市下水道に耐震可とう継手の採用

福山市下水道に耐震可とう継手の採用

非開削で行うマンホール耐震化工法

■福山市で初実績
当社は、福山市上下水道局発注下水道管渠耐震化工事において、塩ビ管500PAI,250PAIへの耐震化対策として開発した耐震可とう継手サンタックU-FDが初めて採用されました。
削孔工法と耐震化を確立したNS-R工法協会で、東京都をはじめ関東エリアで実績を積み重ねており、2024年3月現在で6,500管口を突破しました。地元福山市での採用により西日本への展開を加速したい考えです。
■開発経緯
1987年より下水道分野においてマンホールと管きょの接続箇所に耐震可とう継手(製品名:サンタックキャップ)を開発して以来、全国の下水道工事で数多く採用して頂き、ライフラインの耐震化に貢献している。
近年、設置後50年を超える下水道管路が増加しており老朽化対策が急がれる。
耐震改修の需要に対応するため2016年にNS-R工法協会を設立して、非開削による削孔工法とレベル2地震動に対応できる耐震可とう継手を開発した。
併せて、公益財団法人日本下水道新技術機構による性能審査により建設技術審査証明を取得している。
対応管種はヒューム管、陶管、塩ビ管で更生した自立管にも対応可能とした。
管径は200PAI~700PAIに対応できる。